このメディアは、Zenken株式会社が運営するSalesforce導入支援を目的としたメディアです。
Salesforceを提供する「Salesforce, Inc.」ならびに「株式会社セールスフォース・ジャパン」は、このメディアと関係ございません。
目次Salesforceを導入しても、業務データを一括して管理できなければ効率化はできません。SalesforceとERPとの連携により、データの一括管理と業務効率化を実現した事例を紹介します。
Salesforceと基幹システムの連携でデータの一括管理可能に
- 企業名:トランスコスモス株式会社(ITアウトソーシング、グループ従業員数69512名=2022年3月)
- 導入支援(運用支援)を依頼したパートナー:株式会社テラスカイ
参照元:テラスカイ(SkyVisualEditor)公式サイト導入事例「トランスコスモス株式会社」
(https://info.skyvisualeditor.com/case/transcosmos)抱えていた問題点・課題
同じ業務について複数月にまたがって売り上げ見込みと実績数値を管理する必要がありましたが、Salesforceの標準仕様では月別の管理しかできないため、データは月別に更新しなければなりませんでした。またSalesforceに入力した数値は基幹システムにも入力する必要があり、担当者の負担になっていました。
支援先としてテラスカイを選んだ理由
テラスカイのSkyVisualEditorが、効率良くカスタマイズができるなど要求を満たすツ ールだったため選びました。
開発や連携の詳細
SkyVisualEditorにより、売り上げ見込み数値を24カ月分一括して入力できるようになったほか、データ連携基盤としてDataSpider Cloudを活用し、実績数値が基幹システムからSalesforceに反映されるようになりました。また、見込み数値がSalesforceから基幹システムに渡すようにも設定しました。
支援を受けての効果・よかった点
管理していた商談のうち、重複して登録していたものが削除されて全体数が減少。Salesforceと基幹システムが連携したことで、手間をかけずに管理部門で全体の数値が把握でき、見込みと実績が比較できるようになりました。
Salesforceによるデータ一括管理と手入力削減で業務効率化
- 企業名:駿河精機株式会社(通信機器・産業用機械などの開発製造販売)
参照元:テラスカイ(SkyVisualEditor)公式サイト導入事例「駿河精機株式会社」
(https://www.terrasky.co.jp/case/gloviaom-surugaseiki.php)抱えていた問題点・課題
2008年に自社開発した販売管理システムが、事業拡大による機能追加を重ねた結果ブラックボックス化してメンテナンス性が低下。手作業でのデータ入力が必要な部分があるなど業務効率面でも問題があったほか、少額多量の製品も取り扱う中でオペレーターの負担も増え、改修が欠かせない状況になっていました。
テラスカイの支援のポイント
テラスカイはUI設計やデータ取得方法などSalesforceの知見が豊富で、子会社のテラスカイ・テクノロジーズからも担当者に技術的なサポートを受けることができました。プロジェクトを積極的にリードし、スケジュール通りの開発ができました。
開発や連携の詳細
Salesforceプラットフォームのクラウド基盤を生かして顧客・商談から販売・生産・在庫までを一気通貫で管理できる業務支援アプリケーション「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA OM」を導入。AI-OCR機能「invoiceAgent」や帳票作成サービス「SVF Cloud」を連携させました。
支援を受けての効果・よかった点
旧システムでは見積や請求情報などがバラバラに管理されていましたが、GLOVIA OMの導入で全情報を一貫して管理できるようになりました。invoiceAgentによって外部データが取り込めるようになって手入力がなくなるなどした結果、案件あたりの作業時間は大幅に改善しました。旧システムはレポート作成時にはデータ出力が必要でしたが、ダッシュボードですぐに確認できるようになりました。
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