このメディアは、Zenken株式会社が運営するSalesforce導入支援を目的としたメディアです。
Salesforceを提供する「Salesforce, Inc.」ならびに「株式会社セールスフォース・ジャパン」は、このメディアと関係ございません。
目次Salesforceは、さまざまな業務を自動化するRPAと連携させることでより大きな効果を発揮します。支援企業のサポートを受け、SalesforceとRPAを連携させるアプリ開発で業務を効率化できた事例を紹介します。
SalesforceとRPAの連携で、作業時間と対応時間を大幅短縮
- 企業名:総合保険会社
- 導入支援(運用支援)を依頼したパートナー:インフォテック・サービス株式会社
参照元:インフォテック・サービス公式サイト導入事例「保険会社」
(https://www.iftc-svc.co.jp/case/salesforce_case_04.html)主な業務の内容
契約者からの問い合わせ電話が着信すると、電話番号をシステムで検索して必要な情報を確認します。情報は、キャビネットに保管されているファイルから該当の書類を取り出して確認していました。
抱えていた問題点・課題
契約者の情報を確認する際、電話番号をキーに検索をするため、確認できるまでに時間を要していました。さらに、情報確認のためにはファイリングされてる申込書などの契約情報をキャビネットから取り出す必要があるため、さらに時間がかかっていました。
開発や連携の詳細
紙の申込書をPDF化しました。SalesforceとRPA、OCRスキャナを組み合わせ、PDFのアップロードを自動化したほか、電話着信時には自動で契約情報がポップアップ表示されるようにしました。
支援を受けての効果・よかった点
OCRスキャナとRPAの利用により、申込書のPDF化作業を大幅に省力化できたほか、契約情報を自動でポップアップ表示することで、契約者からの問い合わせ時の対応時間を短縮させることができました。
RPAによるデータ連携でローン申込受付業務を効率化
- 企業名:オリックス銀行株式会社(銀行、従業員数834名=2023年9月現在)
- 導入支援(運用支援)を依頼したパートナー:コムチュア株式会社
参照元:コムチュア公式サイト導入事例「オリックス銀行株式会社」
(https://www.comture.com/casestudy/fintech/fintech-orixbank.html)抱えていた問題点・課題
アパート購入者向けローンの事前審査申し込みは紙で受け取るため、社内システムへのデータ入力は手で行っていました。記入する内容が多く押印も必要なため、現場から強い改善要望が出ていました。またコロナ禍で対面での受付が難しい中、顧客とのコミュニケーション方法を見直す必要がありました。
支援先としてコムチュアを選んだ理由
先行していたワンルームマンション向けのローン事前審査受付システムの保守・運用を担当していた実績や、Salesforceのゴールドパートナーに認定されているという技術面を評価しました。またオリックス銀行の業務内容を理解している点も評価の対象になりました。
開発や連携の詳細
Salesforceを基盤に、ローン申込の受付やバックオフィスの業務をデジタル化しました。申込情報はRPAで社内システムに反映できるようにしたほか、顧客への連絡や書類の受け渡しなどがWebサイト上で可能になりました。
支援を受けての効果・よかった点
申込情報がRPAで社内システムに反映されることで業務の省力化ができたほか、紙による申込がなくなったため、申込書の発注や管理といった業務からも解放されました。また顧客への連絡がWebサイト上で可能になったことで、場所や時間を気にせずにコミュニケーションができるようになりました。
関連コンテンツ
Salesforce認定コンサルティングパートナーの中で、各社のこれまでの支援実績(業界業種やプロジェクト内容)を調査し、得意領域から3つに切り分けてご紹介しています。
医療・ヘルスケア・保険
業界向け
注目ポイント:
徹底した情報管理と提案
製造・物流・小売
業界向け
注目ポイント:
丁寧なプロセス分解と効率化
IT・通信・コンサル
業界向け
注目ポイント:
先進的な技術を用いた構築